世の中には面接を突破するためのノウハウ本は数え切れないほど出版されていますが、本を読むだけでは対策になりません。今回は、面接をベストな状態で受けるためのお話をさせていただきます。
面接をベストな状態で受けるにはどうすれば良い?
多くの人が、書類選考を無事に越えたなら、この勢いで面接も成功させたいと思うものでしょう。ですが、何も準備をせずにいきなり面接に臨むような、行き当たりばったりで受けても、簡単には突破することはできません。きちんと対策を立てた上で面接の場に臨むことが重要です。
自分の強みを相手に知ってもらい、期待の持てる人材であることを理解してもらうためには面接は大事な機会です。いかに面接試験で自分を効果的に売り込むことができるかが大切です。書類では見えない部分を知ってもらう機会です。
面接対策本はたくさん出版されていますが、最終的にはマニュアルに書かれていないことの対処が必要になってきます。ノウハウが集約された面接試験のアドバイスなどの情報を入手すれば、どう対策をしておけば良いのか参考にすることはできます。ただ本を読むだけではなくて、本の内容をオリジナルな形で表現できるように工夫をすることが面接対策の鍵となります。
面接対策として、質問の答えを自分の言葉でつくっておき、話せるようにしておきましょう。面接で聞かれそうなことや、発生しそうな状況をシミュレーションした上で、十分な対策をつくっておきたいものです。
就職活動の面接について
どんな形であれ就職活動をする以上は、ほとんどの場合面接があります。面接がうまくいくかで、就職活動の出来ばえが変わります。就職活動をしている時に、面接については十分に下準備をしておくといいでしょう。いったいどのような対策をしておいたら良いのでしょうか。集団で行う面接と、1対多の個人面接があります。
集団面接とは応募者が複数集まり、一人あるいは複数の面接担当者から質問を受け回答していく面接方式です。採用試験の前半に多い形式で、身だしなみや態度は一定の基準を満たしているかを判断したり、自己紹介や自己PRが求められます。
また、応募者側が1人の面接を、個人面接といいます。集団面接と違うところは、応募者一人一人をじっくり見極めることができることです。就職活動の中でも最後のほうでよく行われます。個人面接の場合には細かい部分まで見られることになりますが、緊張せずに行うようにしましょう。
事前にイメージトレーニングや模擬面接をしておきましょう。きちんと相手の目を見て話すこと、はきはきとはっきりした声で話すこと、答はまず結論から述べる、会話のキャッチボールを心かげることなどを意識しましょう。面接をせずに就職活動を終わらせることはまずできませんので、しっかり準備をしてください。
就職博の活用法について
就職博は参加企業の数と種類は日本一の規模のようです。事前予約などは不必要で、どんな格好でも構わないので気軽に参加ができるでしょう。とはいっても、スーツなどの無難な服装で行くことをお勧めします。今後の就職活動で差し障りがないように考えておくべきです。就職博では、エントリーカードを入場時に作成し、企業ブースや入退場時の受付で提示するという仕組みになっています。
簡便な身分証明書のようなものと思えばいいでしょう。エントリーカードは、学情ナビの該当サイトから作って事前に印刷しておくこともできます。ここにはメールアドレスや学校名、名前、住所など必要な情報を書いておくというわけです。会社が何を求めて求人を行っているのか、今後どのような発展を目指しているのかといった、就職活動では欠かせないポイントを知ることができます。
就職博では、参加する前に質問内容をメモして、当日に使うようにします。求人情報会社が企業スペースとは別にブースを作っており、就職活動に取り組む新卒者の相談に乗ってくれるところもあります。
そこで就職博に参加することによって、多方面からの情報を1日で効率よく得ることができるというわけです。就職博にずらりと並ぶ会社を目にすることで、思いがけないジャンルの仕事に関心を持つようになったり、気づかなかった自分の適性を見いだすこともあります。希望通りの会社から内定をもらうため、まずは就職博に行ってみてください。
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